2020611日グランドオープン

ごあいさつ

ごあいさつ イメージ写真

2007年の中越沖地震。2011年の東日本大震災。2019年の台風19号。
私は、この13年間、災害の現場で「緊急支援」「復旧・生活再建支援」「復興・町おこし支援」というプロセスの中に身を置き続けてきました。

この間、多くの被災された方々と出逢い、またそのうち約200人には取材もさせていただきました。そこには「大震災を乗り越えてきた叡智」が確かに存在していました。
そしてその本質は、国や自治体などの助けに過度の期待を寄せずに「自分の頭で考えて」「自分で行動する」ということでした。

私たちは、この叡智の本質を、「自分でやる防災」というキーワードに凝縮し、それを研究し続けるのみならず、災害の絶えないこの日本という国に広め続ける、という決意を込め『自分でやる防災 研究・普及所』を立ち上げます。

共に学び、共に行動してまいりましょう。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2020年4月1日
『自分でやる防災 研究・普及所』
所長 佐野哲史

運営方針

私たちは、当研究・普及所の存在理由である、
「実際に役に立つ備えを実践してもらう」ことを達成するために、
以下の三つの方針を掲げます。

■実践者の知見を重視する

メディア、評論家、研究者等の言説よりも、被災した方々の実経験をはじめとして、
被災地での支援活動に従事した方々、あるいは住宅やコミュニティ形成など、防災に
関連する各種業界での実践者の方々の持つ知見を重視します。

■ケーススタディを中心に伝える

決まった答えが書いてあるような、いわゆる「マニュアル」は作らず、あくまでも
受け手のみなさんが自ら備えるための材料として、過去の災害で実際に起きた事例、
すなわち「ケーススタディ」を伝えることを中心に行ないます。

■「自分でやる」要素を必ず盛り込む

提供するすべてのプログラムに、例えば簡単なワークシートへの記入など、受け手の
みなさんが「自分でやる」時間を組み込んであります。私たちは考える材料を提供
するのみ。自ら考えて答えを出し、そして行動するのは、あなた自身です。

事業概要

  1. 防災意識を高める講演会、ワークショップ
  2. 防災訓練のプロデュース
  3. 防災メールマガジンの発行
  4. 東北・防災スタディツアー
  5. 自主防災ツールの制作

所長 佐野哲史プロフィール

佐野哲史

東京都出身。98年慶應義塾大学卒業。
07年の中越沖地震以降は復興・地域おこしを本業とし、新潟県十日町市で「百年の館」等2つの宿泊施設を開業。
11年東日本大震災では、全国のNPOと日本財団の合同プロジェクト「つなプロ」の現地本部長に就任、宮城県全域の避難所調査と人材・物資のマッチングに従事。
同年『復興応援団』を起業、宮城県南三陸町の農家・漁師等の創業を支援。
15年からは被災地で企業研修を多数実施すると共に、被災された方々への取材で得た知見を基礎に「自主防災」の普及にも取り組んでいる。
20年4月1日『自分でやる防災 研究・普及所』創立。